専門職のための認知症対応の基礎と実践 「認知症治療薬の作用と副作用」 ~ これを知れば介護がもっと楽になる ~
講座内容
認知症の治療には大きく分けて、中核症状改善薬と周辺症状(BPSD)改善薬の二つがあります。
この2種類を上手に組み合わせて認知症の方が穏やかでQOLの高い日々を過ごすことができるようにするのが医療者の使命ですが、実際には治療の副作用によってさまざまな不都合がもたらされ、かえって介護者の負担を増大させていることが稀ではありません。
たとえばドネペジル(アリセプト)はアルツハイマー型認知症の方を前頭側頭型のように易恕に陥らせ、レビー小体型認知症の方に歩行不能を招いてしまうことがあります。
もし、介護職・看護職の方が薬の作用と副作用について知っていれば、副作用が出たときに早めに察知して、医師に報告・相談することによってふたたび利用者の笑顔と穏やかな介護現場を取り戻せるかもしれません。
今や認知症ケアは医療・看護・介護の協力がなければうまくいかない時代になっています。
薬の副作用による認知症の方の複雑な身体・精神症状は利用者の一番そばにいるあなただからこそ気づけるのです。
そのためのアセスメント技術や知識について学んでみませんか?
受講対象者
介護事業所、医療機関の専門職の方々
(介護職員 看護職員 ケアマネジャー 理学療法士 作業療法士 アロマセラピスト エステティシャン他、職種は問いません。)
※ 専門職の方以外、ご家族様等、一般の方々も受講可能です。お問い合わせ下さいませ。
講師
梁 勝則
梁 勝則 氏プロフィール
1955年生。1980年群馬大学医学部卒。
チーム3C代表。ABNLPトレーナー、NLPプロコーチ、アンガーマネジメントファシリテーター、タイムラインセラピープラクティショナー。医療法人社団林山朝日診療所理事長。有限会社ながた介護代表取締役。
石川立美子
石川 立美子氏プロフィール
大阪生まれ。
大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了(健康科学専攻 発達人間学コース)。
介護研究家。
認知症や脳梗塞、末期癌などの方の訪問介護を経験後、ケアマネージャーとして医療職などと多職種連携によるチームケアを体験。
社会福祉協議会職員として、各種制度の組織と地域力を活かした、地域包括ケアシステムの具体化を実践。特別養護老人ホーム、小規模多機能などの運営管理に携わりながら、介護を通じて、支え合う地域作りを促進することを目的とした会社を設立。
会場詳細
日時 | 平成29年7月16日 午前10時~午後4時30分 (開場9時30分) |
会場 | 芦屋市民センター(仮) (兵庫県芦屋市業平町8−24) |
受講料 | 6500円(税込) (懇親会に参加される方は別途実費3000円程度) |
定員 | 30名 |
主催者
介護現場のストレス軽減方法を学ぶ学校 ナチュラルハート
スクール運営責任主体
株式会社 芙蓉ライフサポート スクール事業部
住所:〒555-0032 大阪市西淀川区大和田1-3-24
電話番号:06-7494-5724 090-32645108(的場)
連絡先メールアドレス:naturalheart.jp@gmail.com