12月3日の講座、『 認知症を持つ人とのコミュニケーションについて 』 について、皆さまにご案内致します。
認知症ケアの現場で
こんなことありませんか?
入浴に誘ったけど断られた。
それでも頑張って服を脱がせようとしたら
利用者に嫌がられてもみ合いになった。
何とか二人がかりで
頑張ってお風呂に入れて体を洗ったけど
引っかかれたり噛みつかれたりした。
身体介護の現場って大変ですよね。
そして、こんなことありませんか?
何度も何度も5分おきに、
「家に帰らせてください」と迫られた。
食事が終わって1時間しかたっていないのに
「ご飯食べていない」と言われた。
しょっちゅう財布や衣服を盗まれたと言う。
時々、ふいに「私ぼけたのかしら?」
と問われるが
どう答えてよいかわからないので
つい「ボケてなんかいませんよ」
と答えてしまう。
コミュニケーションの現場でも
苦労しますよね。
もし認知症の利用者が
気持ちよくお風呂に入ってくれたら
もし帰宅欲求や、ものとられ妄想が
もっと穏やかになったら
そして「あなたで良かった」と言われたら
どんなに日々の介護が
楽しく穏やかなものになるでしょうか?
それを可能にするのが
声かけのスキル(ユマニチュードが代表)と
傾聴のスキル(バリデーションが代表)の
習得と言えます。
基本的には相補的で、両方を使えば
認知症ケアのどんな場面でも
コミュニケーションで
困る事はなくなります。
講師の梁勝則先生は医師の立場から
バリデーションやユマニチュードを
熱心に研究し、診察や看護といった
医療の現場でも、その手法が
大変有用である事を
実体験しています。
日本の認知症ケアの実態に即した
コミュニケーションのあり方を
呈示いたします。
もう一人の講師の石川立美子先生は
長年にわたって認知症介護の最前線で
日々バリデーションとユマニチュードを
実践してきました。
そして石川先生のバックグラウンドには
「パーソンセンタードケア」の理念が
あります。
この講座の目的は
あなたがユマニチュードとバリデーションを
知る事ではありません。
本当の目的は
あなたが声かけのスキルと傾聴のスキルを
現場で使えるようになる事です。
現場での実践力が身につくように
当日は
講義とワークを組み合わせて
二つのスキルを頭と体で
体感していただきます。
認知症の方とのコミュニケーションを
よりよいものに成長させてみませんか?